Rolfing®について

hmf(ハムフ)ではロルフィング®及びロルフムーブメントの施術と身体の動きに関してのレッスンを行っています。


自分自身の身体を思い描くときどのようにイメージするでしょうか?頭、腕、足。胴体、背中…

これらの境目はどこでしょうか?それはばらばらに存在するのではなくすべてまとまった一つの身体のエリアの名称です。ばらばらなボディーイメージが働きすぎているエリアや関節とあまり働いていない関節やエリアを生み出しています。

人間の身体の70%は水分。身体をちょうど水の入ったビニール袋のように一つの流動的なものとイメージしてみてください。ある部分を押してみるとその圧力は水袋全体の形に影響します。この水袋は環境によって柔軟に形を変えることができるのです。私たちの身体をこの袋のようにまとめているのが筋膜(結合組織)。筋膜自身もたくさんの水分を含み、筋肉や骨、臓器といった体中のあらゆる組織を包んで、お互いに連結し、それぞれを適正な位置に支えてます。

身体的、精神的ストレスや緊張、習慣的になってしまった動きの抑制パターンなどはこの筋膜を短縮させたり、硬くしたり、癒着させたりするのです。
この筋膜の制限もまた身体全体に影響を及ぼし、身体の歪みを生じさせます。

ロルフィングセッションでは全身の筋膜を調整することにより身体全体をつながりのある、バランスの良い状態に導いていきます

 

ロルフィングセッションで期待できる効果

・慢性的な腰や膝などの痛みを軽減する
・慢性疲労や肩こりの改善
・カラダのラインが整い姿勢が良くなる
・スポーツでのパフォーマンスが向上する
・緊張しやすいカラダを調整し、柔軟性を向上させる

 

 

10回のsession

1回目~3回目 身体の表層を整え、基本的な土台を作ります。
4回目~7回目 身体の深層部(CORE)を扱っていきます。
8回目~10回目 身体を統合していきます。


Sleeve session

1回目 呼吸の開放
呼吸の仕方がカラダを形作っている…といっても過言ではありません。
呼吸を開放することを目的に肩や胸郭などを中心にアプローチしていきます。

2回目 足元からの支持の安定
楽に立つための土台を作っていきます。しっかりとした土台は地面からの支持(サポート)を上の構造につたえ、カラダを支えるために本来働くべき内在筋を活性化します。
このセッションでは足裏のアーチや脛などを中心にアプローチしていきます。

3回目 体側部の広がり

頭が前へ突き出すと、その下の胸を後ろに引っ込める…カラダは重力に対してひっくり返ってしまわないように自然にバランスをとっています。
このセッションではカラダを横側からみた時のラインを整えることによってカラダの前後のバランスを整えていきます。
このセッションでは多くの人がたくさんの緊張を持っている体の外側にアプローチしていきます。
また、カラダを整えていく上で鍵となる肋骨と骨盤の間のエリアを開放していきます。

 

Core session

コアセッションではダイナミックに身体が変化するため、連続して(週1回~2回)セッションを受けられることをお勧めします。

4回目 脚の内側、骨盤底の解放
カラダの内側を通るラインを作っていく最初のセッションです。
地面からのサポートを脚の内側から骨盤へ伝えるラインを整えるため、脚の内側や付け根、ハンモックのように内臓を下から支えている骨盤底にアプローチしていきます。

5回目 腹部空間のバランスをとる
背骨の前側にある内臓空間を開放するために腹筋群にアプローチしていきます。
背骨の前側から大腿骨に連絡している腸腰筋を効率よく働かせることのできるカラダを目指します。

6回目 背骨、仙骨の自由な動き

体の背面全体に動きと長さを与えます。特に背骨の一番下にある仙骨に自由な動きを与えるために、骨盤の後側の構造にアプローチしていきます。

7回目 頭と首の解放
頭を下の構造の上にバランスよく乗せることのできるよう、首、胸郭、頭骸、顔面、にアプローチしていきます。多くの人は頭骸や顔にあらゆるくせや慢性的な緊張を持っています。

 

Integrating session

8回目&9回目 上半身・下半身のつながりと統合
全身の統合に向けて、骨盤帯と肩甲帯にアプローチしていきます。
新しいオプションが加えられた全身の部分部分がつながって、
地面からのサポートや動きの流動性を感じることができるでしょう。

10回目 全身の統合
全身の構造的、機能的に統合させるために、特にすべての関節周辺の組織を水平化していきます。
これによりカラダがまとまった感じになり、10セッションでの変化を自然に受け取ることができるようになります。

 

ロルフィング10セッション